2022年9月27日火曜日

No.84_運動会


日曜日は店のお向かい、葛西小学校の運動会でした。

3週間ほど前から体育の時間、各学年の子ども達がそれぞれの団体演目を熱心に練習している姿を眺めてきましたので、なんとか好天に恵まれるように!と祈りながら僕もこの日を楽しみにしてきました。当初予定の土曜日はあいにくの雨で延期になりましたが、翌日曜日は、これぞ秋晴れ!という澄み渡る好天の下、子供たちの元気な歓声が一日中店の中まで届いていました。

運動会の最中流れる音楽は、最近の流行りの曲や洋楽も流れ、まるでビーチやプール脇に居る様な雰囲気の時もあり、一方でこれぞ運動会という定番の(僕の子供時代にも流れていた)クラシック曲も流れたり、これはこれで一緒に楽しませてもらいました。それにしても定番の曲は思わず、急いじゃう!焦っちゃう!そんな曲揃いですね(笑)

ご父兄も見守る中、団体演目の掛け声はとても活気に満ちていました。そして一際応援の歓声が高いと眺めたらやはりリレーでした。これは今も昔も一緒ですね!

いろどりこーひーは葛西小正門の真向かいにあるので、運動会の日に関わらず日常の下校時も、多くの子供達が『こんにちは〜』、『さようなら〜』って声を掛けてくれます。お客さまの出入りが少ない時は、ホント元気をもらいます。いつもありがとねー!!そう思いながら子供達に手を振って見送っています。

声を掛けてくれる子供達は小二、三年生辺りの子が中心です。この子達も数ヶ月、いや数週間でグッと背が伸びたり、雰囲気から幼さが消えて行ったり、この間まで良く声を掛けてくれてた子が、友達とワイワイ、店には見向きもせず素通り(笑)になったり...これが成長なんだなぁって寂しさと微笑ましさを交錯させながら、いつも店内から眺めています。そういう意味ではお店がこの立地でホント良かったなぁって思っています。

そして来週10/2は、葛西小2年生の子供達が“まちたんけん”の授業で、いろどりこーひーを訪問してくれる予定です。これまた、楽しみにしています。(^^)/

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2022年9月20日火曜日

No.83_浅煎り?深煎り?


時々、初ご来店のお客さまから開口一番『浅煎りの豆くださ〜い!』と言ったお話を頂くことがあります。その逆に深煎りの豆を!と言うこともありますが、どちらかと言うと浅煎りを!のリクエストが多いでしょうか...

その時は『この中では、これが一番浅煎りです。』とお応えはするものの、出来ることなら『浅煎りのコーヒー』と言うものにお客さまがどんな風味を期待されているのか、もう少しだけお話を伺いたくなってしまいます。

因みに皆さんは、浅煎り、または深煎りのコーヒーと聞いて、どんな印象を持ちますか?

そこで僕もネットで少し調べてみたんですが、浅煎りは酸味豊か、フルーティ、深煎りは苦味、ダーク、中煎りはバランス...なんてキーワードが出てました。そして浅煎りは『サードウェーブの出現以来ブームに...』なんて記載も多々見かけました。

『ん?コーヒー豆屋の店主が浅煎り、深煎りの特徴をネットで検索するってどう言うこと?』なんて思われた方もいらっしゃるでしょか?(苦笑)

確かにいろどりこーひーの豆にもロースティングポイント(焙煎中の豆の煎り止めポイント=釜から出す温度)は色々あって、低いものと高いものを比較すると10℃以上の差があります。低めを浅煎り、高めを深煎りと言えばそうなるかもしれませんが、実は中煎りを含めて、何度から何度は何煎りでと言ったことを意識をしたことはありません。

ここには『こんな風味にしたいから浅煎りにして...』といった考え方はひとつもなく、あるのは『この豆が一番美味しく飲める焙煎をする』と言うことだけです。要は出来上がりの味をチェックして微調整を繰り返し、突き詰めた結果が今のロースティングポイント他焙煎フローになっていると言うことです。コーヒーの味は焙煎する人が『こうしてやろう!』なんて作るものではなく、その豆に備わっている際立った魅力(テロワール)をダイレクトに頂くと言うことなんですね。(テロワールについては『No.77_テロワールをお届けしたい』にも記載しております。)

因みに『煎り度』を気にしないと共に『豆の色』も気にしません。『気にしない』と言ってしまうと少々投げやりな表現になってしまうので言い換えると、それらは『焙煎を進める上での指標にはしません。』と言う意味です。煎り度も豆の色も焙煎をする指標ではなく、美味しく飲めるコーヒーを作った結果だと言うことです。

ご存じかとは思いますが、いろどりこーひーの商品ラインナップの分類は、『シングルorブレンド』をお示ししているのと、風味に関しては『華やか系orまろやか系orしっかり系』と言った分類でお示ししています。『浅煎りor中煎りor深煎り』の分類表示や『酸味、苦味、コク等のチャート表』もありません。これらは『どうしたか?どうなってるか?』をお伝えする言葉であって『風味』をお伝えする言葉では無いと思ったからです。

スミマセン。なんか理屈っぽい話になってきちゃいました。(苦笑)

皆様それぞれの『美味しいと思うコーヒー』を見つけて頂きたい。そして飲んで楽しんで頂きたい。これがいろどりこーひーの願いです。

 

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2022年9月13日火曜日

No.82_500g入りパックの種類が増えました!


今まで500g入りパックはブラジルとブレンドの“まどろみ”に限定していましたが、今月からは季節のブレンドを除く全11種類に拡充しました。

価格は基本的に200g入りパックの倍で統一しています。

『基本的に』と申し上げたのは、200g 1,100円のお品だけ、500g 2,250円としています。これはネット販売の場合、4,500円以上お買い求め頂いた場合、送料無料の設定としていますが、2,200円設定だと2つで4,400円+送料となってしまう為、むしろ2,250円の方が使い勝手が宜しいかと考えたことによります。

昨今、ありとあらゆるものが値上がりしていますが、焙煎豆の原料としての生豆然り、そして豆を入れる袋も既に値上がりしました。仮に1kgの豆をパック詰めするとき、200g袋だと5袋必要なところ、500g袋だと2袋で済みます。豆袋は200g袋より500g袋の方が割高ですが、倍まではしませんので前述のように枚数が減ることはコスト削減につながります。その分を価格設定に反映して(2.5倍の量で価格は2倍)、お客さまの選択肢の幅が広がればと考え、今回の500g袋の拡充となりました。

いろどりこーひーが目指していること(=存在する意味)は、『お客さま一人ひとりの【コーヒーが寄り添う心豊かな生活】にお役に立てること、そしてそこで必要とされること』です。

今回の500gパック拡充により、例えば『お気に入りのコーヒーは500gパック、そして初めて飲むコーヒーやシチュエーション毎の飲み分け用は200gパック』のようにお客さまの選択の幅が広がってくれると何より嬉しいです。

 

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2022年9月6日火曜日

No.81_秋ブレンド2種類のご紹介


記録的な猛暑だった今年の夏がひと段落して、9月を迎えましたので、いろどりこーひーの季節のブレンドも衣替えしました。今回は2種類のブレンドを同時にご紹介させて頂きます。

■“オータムスカイ”『筋雲を抱いた秋の澄んだ青空のイメージ。ほんのりソフトなベリー感』

先ずは、“オータムスカイ”から。“秋空”、かなりベタなネーミングですが(笑)、9月〜10月の秋という季節をイメージした時、今年は猛暑後ということもあり、例年以上に“過ごし易い”、“爽やか“と言った季節が待ち遠しく感じました。そこでそれをテーマにしたブレンドを作りたいと思い立ち、浮かんだイメージがすじ雲(巻雲)を抱いた澄みいる青空でした。夏の積乱雲に比べて、ずーっと高いところに出来るすじ雲には青空との対比から透き通るような繊細さと涼しげな美しさを感じます。ちなみにキーワード検索中、改めて認識したんですが、”爽やか“は秋の季語なんですね...余談ですが、過ごし良さを主観的に表現するとき、春は“うららか(麗か)”、“のどか(長閑)”、初夏は“すがすがしい(清々しい)”を使用するのが適切とか...そして秋は“爽やか”。グァテマラ、タンザニアをベースにそれらを表現しました。 

■“ハーベストムーン”『深煎りのコクのベースにフルーティーさを合わせたエレガントなハーモニー』

次に、“ハーベストムーン”。こちらは1年前のこの季節にも発売し、ご好評頂きましたので今年もご提供させて頂きます。

秋と言えば、実りの秋!、食欲の秋!ですね。このハーベストムーンは栗やかぼちゃ、あずきを使用した和菓子とのフードマッチングがバッチリです。この季節限定の“栗きんとん”とご一緒!になんてのも最高です。

それらの風味をしっかり受け止める2種類の深煎りコーヒーにアプリコット風味を持つアリチャ・ナチュラルを優しく合わせています。和菓子のおいしさと深煎りのコクが交錯し、それに続く優しい余韻が次の一口を更に誘う、そんなブレンドです。

以上、キャラクターの異なる二つのブレンド、是非お試し、そしてお楽しみください。

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