2021年12月30日木曜日

No.45_あっという間の1年でした


無事、今年1年の営業を終えることが出来ました。ホントにあっという間の1年でした。

お店を開けたのは3/25でしたが、かれこれ昨年の8月、会社勤めを退職以降、直ぐ修行が始まり、並行して物件(店の場所)探し、店名検討、店名決定後は、店名ロゴデザイン、To Do整理、1年前の年末はここまでの状況でした。そして今年になり什器製作、看板デザイン、店の内外装、焙煎機設置、テスト焙煎、ブレンド検討、ホームページ制作、レジシステム導入、備品整備、商品焙煎、開店となんとか辿り着きました。(今回の写真は今年2月に焙煎機を搬入している状況です。)

開店後もやってみて気付くことの連続で、それに対する工夫、改善を日々日々繰り返してきました。また、季節のブレンドを試行錯誤しながらリリースし、商品数、扱う豆種も少しずつ増やしてきました。その過程では、コーヒーバッグ製造も始めました。並行してホームページの更新、そうそう!この『店主のつぶやき』の執筆。9ヶ月余りでNo.45まで積み重ねることが出来ました。

そして何より、お客様との対話の積み重ねが、僕にとって一番大切な、そして楽しいことでした。お客様から頂く感想、ご要望、日常の会話が工夫、改善の源となりました。そしてそれが励み、モチベーションとなり、何とかこの1年を乗り切ることが出来ました。本当にありがとうございました。

また、このお店を始めたことにより、本当に多くの旧知の方々がお店に足を運んで下さりました。そしてネット、電話を通してご連絡を頂き、支えて下さいました。心から感謝申し上げます。

年が明けると寅年ですね。年男の僕は、還暦を迎える年です。還暦...少々その言葉の重みが実感出来ないのですが、まだまだ挑戦は続きます。来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。

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2021年12月22日水曜日

No.44_矢沢永吉さん


永ちゃんの武道館最終に行ってきました。

矢沢永吉さんは僕の3大ヒーロー&アイドルの一人であることはNo.22に記載した通りですが、かれこれ30数年間に亘り、毎年コンサートに行き続けています。しかしながら昨年はコロナ禍により開催されなかったので、2年前の福岡マリンメッセ以来、ホント久し振りに会えました。そして今回も変わらず、僕らの期待を裏切ることなく、更なる驚きと感動とパワーを与えてくれました。

永ちゃんは僕の13歳上で今72歳ですが、ひょっとして僕は自分の人生、将来を13年先を進む永ちゃんの今に重ねながら、生きてきたように思います。『住む世界、レベルは違えど、13歳上の永ちゃんが今もこんだけ突っ走ってるんだから、自分の13年後も果敢、挑戦、Happy、感謝...そんな気概を持って突き進もう!』って。そういう意味では、昨年、会社勤めを早期退職して、この店を始めるようになったのもそんな思いが背景にあった気がします。

永ちゃんは来年音楽活動50周年を迎えます。きっとまた、僕らをあっと驚かしてくれるパフォーマンスを見せてくれると思います。

そういう意味では僕が今年このお店を始めたのもほんのスタートラインに立っただけ!人生ほんの半ばにいるだけ!と思っています。『13年後、72歳になっても西村、走り続けますのでヨロシク!』...おっといけない...YAZAWAに成りきっちゃいました。(^^; 『これからも更なる高み、更なる美味しいコーヒーを追求して行きますので、何卒ヨロシクお願いします。』

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2021年12月15日水曜日

No.43_冬の焙煎時間と夏の焙煎時間


師走もいよいよ年の瀬へと向かってきました。朝夕の気温も日に日に下がってきていますね。先日お客様から『最近グッと寒くなってきたんで、朝の焙煎も時間が掛かるんじゃないですか?』とのお声掛けを頂きました。

今、フッと思いましたが、『お客様からのお声掛け』、『お客様からのお問合せ』がこのブログネタになっていることが多いですね(笑)ブログネタ以外にもお客様との会話はホント楽しいです。僕自身色々な気付きを頂いたり、豆のラインナップ、焙煎、日々のお店運営全ての工夫、改善の源です。本当に有難いです。

焙煎時間の話に戻すと...実は【1回の焙煎時間】は冬も夏も変わりません。【1回の焙煎時間】というのは生豆を焙煎機の釜に投入してから、焙煎を終えて豆を焙煎機から放出するまでの時間を指しています。逆の言い方をすると、この焙煎時間を春夏秋冬、そして晴れの日も雨の日も同じ時間、同じ進行になるように焙煎中のカロリー(火力)をコントロールしています。こうすることにより、いつも同じ品質(焙煎加減=味)の豆がご提供出来るわけです。

一方で【全体の焙煎時間】は冬の方が夏より短くなります。【全体の焙煎時間】というのは、焙煎機に点火してから、数回の焙煎を行なって、火を消すまでの全体時間の意味です。

焙煎機点火後先ず暖機運転としてある温度まで加熱して消火してまた点火、加熱して、消火してを3度繰り返します。これは1ロット目も2ロット目以降と同環境で焙煎進行させるために行うものです。また、1ロット目の焙煎が終わって消火(種火状態に)すると、釜の中の温度はどんどん下がって行き、ある温度(投入温度)になったところで2ロット目の生豆を投入するのですが、この温度下降中のスピードが室温が低い冬は暑い夏より早く(短く)なります。

更に冬は投入する生豆が朝の室温で冷え切っているため、夏より10℃近く高温時に投入します。(これも前述の【1回の焙煎時間】を一定にコントロールするためです。)これにより1ロット目終了温度から2ロット目投入温度までの温度差も冬は短くなり、冬季はロット間のインタバル時間が夏季より4〜5分短くなります。仮に4ロット焙煎する場合、インタバル3回プラス暖機運転時間も考慮するとその【全体の焙煎時間】は20分前後短くなるわけです。

スミマセン...今日は理屈っぽいお話になってしまいました...でも、こうして色々な環境、条件が変わる中でも日々均質で美味しい豆焙煎に取り組むということは、とても楽しいんです。^ ^

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2021年12月8日水曜日

No.42_店の試飲コーヒーと家で淹れるコーヒーの違い?


お店で2種類の試飲コーヒーをご提供していることは、『No.17_店舗での試飲コーヒーご提供、再開致しました』に掲載した通りですが、時々、お客様から「ここの試飲で頂いた味が家で淹れるコーヒーでは出ないんですよ〜」とか、「私の淹れ方の問題だと思うんですが、この試飲コーヒーの様な味を出すにはどうしたら良いですか?」と言ったご質問を頂くことがあります。そこで僕が応えるのは「いやいや、何も特別なテクニックは無いんです。アレで淹れているだけですから」と店内のコーヒーメーカーを指差すとびっくりされます。

逆に僕から普段どうやって淹れてますか?とお伺いすると、『コーヒーを美味しく頂くために!』と皆さんとても熱心に取り組んでおられ、色々な解説本を読まれたり、ネットで『美味しいコーヒーの淹れ方』を検索して努力、工夫されていていることに感心します。それらの方は、『粉の挽き方は中挽きで』、『淹れるお湯は温度計で計測して88℃で』、『ペーパーフィルター際に湯を注ぐと粉の壁が崩れるので、湯は細い糸のように中心部に500円玉サイズで優しくのの字を描くように注ぎ』、『湯が落ち切ると雑味が出るので落ち切る前に少しずつ足して、最後も落ち切る前にドリッパーを外して』云々・・・中には『雑味を出さないためにペーパーフィルターは2重にして』といった方もいらっしゃいました。

一方でそれを伺って僕が再び応えるのは、『いやいや、むしろその細心の手法の逆で行ってください!粉の挽き方は細かめに!注ぐお湯は沸騰したての熱湯を必要分一気に!それだけで、先程の淹れ方とは全く違う美味しいコーヒーが頂けますよ!』とお伝えするのですが、真逆で驚かれます(笑)。その上で、『出来ることなら、ペーパーフィルターでは無く、金属フィルターを!さらに言えば金属フィルターよりフレンチプレス(写真右側)を!』と、お薦めします。(これは本心としては強くお薦めしたい、是非お試し頂きたい事項なのですが)こうすることでコーヒーが持っている風味が最大限抽出され、その特徴やコク、マウスフィール、余韻まで余すことなくお楽しみ頂けるからです。

冒頭記載した店のコーヒーメーカーですが、唯一のこだわりは金属フィルタータイプを採用していることです。(ご参考までに...Russell Hobbs 7653JPというものです(写真左側)。)

いろどりこーひーの願いは、『ご家庭でお気軽、お手軽に美味しいコーヒーを!』ですので、淹れ方に特別なテクニックや面倒な手順が不要な、雑味の無い、より美味しいコーヒー焙煎に引き続き、精進していきます。(^^)

 

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2021年12月1日水曜日

No.41_ご贈答用の箱詰めセットご用意出来ました


12月になりました!あちらこちらから初雪の便りもあり、いよいよ忙しない雰囲気になってきました。前職の時は、来年のカレンダーをたくさん持ちながら日頃お世話になっているお客様宛、ご挨拶まわりをしていたことを思い出します。

昨今、コロナ禍もようやく落ち着いてきたと思っていたら、また新たな変異株の話題が出てきたり...これから寒さも増してきますので、どうか風邪も含めて、くれぐれもご自愛ください。

実は先日...ご来店頂いたお客様から『ギフトとして贈りたいので、箱に入れて頂けますか?』とご依頼頂いたにも関わらず、そのような準備が無くご要望にお応え出来ないことが起きてしまいました。お客様がお帰りになった後も、きっとあの方はとても大切な方へお礼、若しくはお祝いに『いろどりこーひーをお届けしよう』と思って頂き、それには『礼を尽くした体裁でお渡ししたい』とお考えだったと想像を巡らせました。それを思うと、ご依頼にお応え出来なかったのは、本当に申し訳なく、残念な思いで一杯になりました。

以来ネットで色々なパッケージを検索し、サイズ、仕様をある程度絞り込んだ上で、最終的には浅草、御徒町界隈の問屋やパッケージを扱っているお店を回り、質感も含めようやく納得の行くものが見つけられました。そしてこの度ご贈答用の箱詰めセットの形でご提供出来ることとなりました。

大別するとコーヒー豆の200g袋×2袋か、コーヒーバッグクリアボックス(8袋入)×2箱の2タイプをご用意致しました。あとはどの価格帯の商品を組み合わせるかのバリエーションをいくつかご用意しております。

また、同価格帯商品への内容入れ替えも可能です。その際は『カートに追加する』→『カートを見る』と進んだ後の【通信欄】にその旨、ご記入頂ければ対応致します。

また、店舗から贈答先への直接配送もご対応致します。その際は『ご購入手続きへ』と進んだ後、配送先欄にご贈答先の住所、氏名をご記入下さい。又、配送元住所のデフォルト(標準状態)は店舗ですが、ご注文者様の住所、氏名をご記入の上発送致します。

さらに無料のメッセージカード、熨斗短冊、掛け紙等もございます。(詳しくはコチラ

ところでお気付きの方もいらっしゃるかと思われますが、このホームページ画面右下に『チャットで問い合わせてください』というボタンを少し前から貼り付けました。最初の1回だけメアド打込みが必要ですが、それ以降はL I N Eの要領で、お気軽に店宛の問い合わせ(チャットやり取り)が可能になりました。今回の件も含めて、ご不明な点、ご要望、ご指摘等、是非お気軽にご利用下さい。こちらも素早い回答を心掛けます!

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