今回の写真は店休の本日、葛西臨海公園で撮影したもので、早咲きの桜が開花していました。店休日は運動を兼ねて葛西臨海公園にたまに出かけています。少し前までは『ジョギングに行ってます』と胸を張れたんですが、最近はウォーキングの時間の方が長くなってしまいました...(泣)
で、今回のテーマは、『豆のまま?or粉挽き?』です。
コーヒー豆をお買い求め頂く際、“豆のまま”か、“粉挽き”かをご選択頂くわけですが、お客さまとのやり取りからお客さまそれぞれがコーヒーの愉しみ方、ライフスタイルに合わせてご選択頂いているのを感じます。
粉挽きでお求めになる方は、挽く時の香りから愉しまれていることが伺えます。『豆を挽くと部屋中に広がる香りでいつも癒されるんです。』、『手挽きミルでガリガリやってる時から、ワクワク、楽しみが始まります。』と。
方や粉挽きで購入されるお客様は、『どうしても粉に挽く作業が面倒で粉挽きで購入しちゃうんですが、さっと淹れられていいんです!』とか、『飲む量、回数が多いので、最初から粉になっている方がお気楽、便利なんですよ〜』と言ったお話を。
こうしてお客さまとの会話から『コーヒーが寄り添う豊かな日常』、『コーヒーを飲んでリラックス』、『癒される』、『元気が出る』、『愉しみ』と言った情景、キーワードが伺えるのは本当に微笑ましく、僕までが嬉しくなってしまいます。
一般論では、『豆の状態で保存した方が、コーヒーの風味は長持ちします』と言ったことはあるのですが、いろどりこーひーのコーヒー豆は風味が長持ちするように適正な焙煎を心掛けていますので、鮮度劣化は気にせず、お客さま自身のスタイルに合わせた方をご選択頂ければと思っています。何より『コーヒーを気軽に愉しんで頂く!』これが一番だと思っています。
ここで一つ、あるお客様とのエピソードをご紹介させて頂きます。
その方は当店開店以来、継続ご利用頂いているお客さまですが、ずっと粉挽きでご購入頂いていました。ある日『今日は豆のままで!』とおっしゃって、『遂にグラインダー(≒ミル)を購入したんです!直前に挽いた方が更に美味しく頂けるかと思って!楽しみ!』とワクワクお帰りになられたので、次回お会いする時に感想を伺うのを僕も楽しみに待っていました。ところが...次お越しなったとき、浮かない表情で『いつもの豆を自分で挽いて、いつもの通り淹れたのに味がいつもの美味しさじゃ無いんですよ』と。
そこで僕はハッと思い『きっと挽き方が店で挽くのより少し粗いかもしれませんね。調節機能があるようでしたら細かめに設定してもう一度やってみてください。』とお伝えしました。そして更に次回お越しになったときは、『いつもの味になりましたぁ!そして挽くときの香りも最高!』といつもの明るい表情に戻られホッとしました。以来その方は、手軽に美味しく飲めると粉挽き一袋、せっかく買ったグラインダーでゆったり粉挽きから愉しむために豆で一袋、豆粉両方お求め頂くことが多くなりました。ご家庭でその時の状況、気分で豆粉使い分ける生活を送られるなんて、なんて素敵な!と思いました。
いろどりこーひーをより美味しく頂いて頂くには、『豆の挽き方は細かめに!ハンドドリップの場合は、蒸らし不要、沸騰したての熱い湯をゆっくり注ぎ続けて!』がオススメです。(詳しくはコチラのつぶやきもご参照ください。)
と言うわけで、豆のまま?or粉挽き?は、是非お客さまご自身お好みのコーヒーライフに合わせてご選択、お愉しみください。
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に“彩り”をお届けします。
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