この時期になると、いろどりこーひーに小さな訪問者たちがやってきます
今年も店のお向かい、葛西小学校2年生の子どもたち11人が“まちたんけん” 授業の一環で、いろどりこーひーを訪れてくれました(みんなクリップボードを首から下げ、一同に「こんにちはー!」と元気いっぱいの登場でした)
2021年の開店初年度から毎年訪れてくれていますので、今年で5回目となりました
今年も例年通り、前半は店からの説明、後半は子どもたちからの質問という流れで進めました
店からの説明では、いろどりこーひーを始めた動機、店名に込めた思い、コーヒー豆ができるまで(開花、収穫、乾燥、脱殻、輸送、焙煎の流れ)を伝えました。また、体験では同じサイズの容器に入れた生豆と焙煎豆を実際に見たり、手に持ったり、匂いを嗅いでもらったりしました
焙煎豆は10gほど目の前で粉に挽いて、香りを嗅いでもらいましたが、一斉に「いい匂い〜!」と声が上がりました。一方、焙煎機脇に置いてある麻袋から生豆をボールですくって匂いを嗅いでもらった時は、「うわっ!」、「臭いっ!」と渋い表情になるのが、可愛らしかったです(期待通りの反応にクスっです)
また、豆投入はしませんでしたが、焙煎機を動かして、焙煎プロセスも間近に見てもらいました
質問コーナーでは、「どうしてコーヒー豆屋さんを始めたんですか?」、「店は何時から何時までやってるんですか?」、「一番甘い味のコーヒー豆はどれですか?」、「お休みはいつですか?」といった質問のほか「コーヒー豆はどこで取れるんですか?」の質問には、店に掲げてある世界地図を指さしながら、アフリカのエチオピア、ケニア、タンザニア、南米のブラジル、中米のグァテマラ、エルサルバドル、アジアのインドネシア辺りを説明させてもらいました
そして最後はこれまた恒例になった(笑)、“コーヒー豆つぶし”をやりました。店の床(コンクリート土間)に生豆と焙煎豆をばら撒いて、みんなで踏んでつぶしてもらうのですが、これが結構、盛り上がります(笑)。一通り終了すると、生豆はそのままの形を残し、焙煎豆は粉々に!子どもたちも焙煎すると豆は脆くなるという変化が体感出来たようです
こうして地域の子どもたちが今回の体験を通してコーヒーのいろいろな面や“ものづくり”に触れてくれることは、僕にとって何よりうれしいことです
前述の通り、これで5回目の開催となりましたので、第1回開催に参加してくれた子どもたちは今や6年生となりました。子どもたちは店の前を下校していくので、店内から子どもたちの成長をずっと見届けてきました。あの時の可愛らしい2年生がこんなに大きくなって!と、どの子の成長にもホント、目を見張ります
それは身長の成長だけでなく、雰囲気が大人っぽくなっていくというか、頼もしくなっていくというか...とにかく、すごいなあ、素晴らしいなあって眺めています
今回訪問してくれた子どもたちも、これからさらにたくましく成長していくことでしょう!店の中からそっと見守っていますね^^
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな暮らしに“彩り”をお届けします