東京オリンピック2020開会式をL I V Eでテレビ鑑賞していたところ、聖火リレー終盤、突然長嶋さん、王さん、松井さんの映像が目に飛び込んできました!途端に僕は『長嶋さ〜ん』と何度も叫びながら、涙腺が緩むどころか100%開放されて涙がボロボロこぼれ落ち始めてしまいました。
実は僕はその昔野球少年でした。いつから?気が付いたら毎日野球やってたって感じです。丁度小学校時代がジャイアンツのV9後半と重なり、長嶋さんが引退した昭和49 (1974)年は小学校6年生でした。多分、小学校1、2年生の頃からTVで長嶋さんのプレーに釘付けで見入っていたんだと思います。今更僕が記載する必要はありませんが、長嶋さんのプレーはとにかくかっこいい、華麗、華やか、明るい、楽しい、期待に応えてくれる...打撃成績もさることながら何より守備がかっこい!守備範囲がめちゃくちゃ広くて、ショートの黒江さんのボールまで横取りしながら1塁へスローイング、そして右腕を伸ばしてあの手の平ヒラヒラです(笑)。で、三振姿までカッコ良かった!
僕は小学校時代地元のリトルリーグ(『地域野球』なんて呼ばれてました)に小学校3年生から所属し、3、4年生はサード、5、6年生はピッチャーをやってました。低学年の時は本気で『長嶋さんになりたい』って思っていました。(の様にではなくて、笑)当時、長嶋さんの引退セレモニーが録音されたLPレコードも買いましたので、今でも長嶋さんの引退セレモニーでの挨拶内容は間合いも含めて暗唱出来ます(笑)。上京後も長嶋さんの監督第二期は長嶋さんに会いたくて、何度も東京ドームに足を運びました。
話は突然変わりますが、自分が子育てをする様になって、『人間って成長に伴って色々な“泣く!”を体得してい行くんだなぁ』って感じていたことをふと思い出しました。産声に始まり、お腹が空くと(オッパイが欲しくて)泣く、どこかぶつけて痛くて泣く、思い通り行かなくて泣く、怖くて泣く、寂しくて泣く、悔しくて泣く、負けて泣く、勝って泣く、やり遂げて泣く、他人の苦労話やその末の達成話で泣く...他にもいっぱい有りますね。そして歳を重ねると今度はそのことでは泣かなくなるが出てきたり...自分は一通りの泣きパターンは体験済みと思っていたのですが、今回の長嶋さんです。久し振りに顔が見られて嬉しいとかびっくりしたとも少し違うんですねぇ...上手く言えないんですが、“50年以上に亘って大ファン状態が継続して、ずーっと追っかけて来た人にしばらく会えなかったのに不意に再会した時に吹き出す涙“なんか長過ぎますね(笑)。でも、僕にとっては昨日の長嶋さんは人生の初パターンの涙でした。
皆さんが数十年に亘って思い続けている、追っかけているぞっこんF U Nな人は何方ですか?
僕にはあと、矢沢永吉さん、柳家小三治さんがいます。
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に“彩り”をお届けします。
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