この度、店内にA1サイズの世界地図を掲げました。
と言うのも、扱っているコーヒー豆の産地に関して、『グァテマラ、エルサルバドル、ニカラグアは中米だと思うのですが、位置関係は浮かばないですねぇ』とか、『エチオピアとタンザニアは近くだったかしら?』、『キリマンジャロはタンザニアでしたっけ?』と言ったお話を伺うことも多く、世界地図を掲げたことでこれらのお問合せにもお応え易くなりました。
また、僕からマニアックな産地談義を話し始めることはありませんが、お客さまの興味によっては地図を眺めながら、それぞれの国の、若しくはその中の地域毎の風味特性について、赤道や海岸線との位置関係、そこの高度や地形が影響していることに会話が及ぶこともあります。
そして世界地図を掲げたことで、お客さまから『新型コロナ禍が早いとこ終息してもらって、また海外旅行に行きたいわぁ!』とか、『私は○○に行ったことがあるんですが、そこでは...』と話題が広がるのは思わぬ産物で(笑)、楽しみが増えました。
一方、『ロシアはこんなに大きな国なのにねぇ...』とか...そして先日は『ウクライナの人たちにも私たちのようにゆっくりコーヒーを飲んで、ホッとするひと時を感じられるような、そんな生活に早く戻ることを祈るばかりですねぇ』と言ったお話も伺いました。本当に心の底からそう思います。そう言う意味では、コーヒーがある穏やかな生活は、平和の象徴とも言えます。大切にしたいです、その生活。
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に“彩り”をお届けします。
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