2024年7月23日火曜日

No.179_演劇、そしてアクター、アクトレスの方々への憧憬の念


先日、劇団四季の“ライオンキング”を観てきました。

ライオンキングは、日本での初演が1998年12月とのことで、昨年末、初演25周年を迎えました。丁度その頃、TVでも25周年を記念した特集番組を放送していて、それをたまたま観て、『これは是非、生で観てみたい!』と即、チケットを検索。そして折角なら『前の方で観たい』と、約半年後のチケットを予約して、先日、ようやくその日がやって来ました。

Disney映画のライオンキングはだいぶん前に観ましたが、その世界が見事に表現されていました。個々のキャラクター(動物)たちの仕草からその動物の個性、性格、考えていることまでもが、しっかり伝わってきて、その世界に引き込まれました。

演劇は本当にたま〜にではありますが、観に行きます。昨年は同じく劇団四季の“アナと雪の女王”、藤原竜也さん主演の“ハリー・ポッターと呪いの子”を観に行きましたが、舞台の醍醐味はやはり、今この瞬間、この目の前で生で演じられているその世界を五感で感じ、その世界に入り込む!みたいな感覚でしょうか!生のコンサートにもそれに近いものを感じます。

そしてこの商売(自家焙煎豆店)をすることになったせいか、観客としてその世界に浸るほか、アクター、アクトレスの方々の心持ちににも思わず入り込んでしまいます。と言うのも、こんな舞台に立つことが出来たらなんて楽しいんだろう!なんてサイコーなんだろう!そんな風に感じさせてくれるアクター、アクトレスの方々から溢れ出る楽しさ、充実した高揚感がこれまた私たちを魅了してくれます。

映画やテレビドラマに出演している役者さんたちにも並行して舞台も演る方がいらっしゃいますが、そんな方々の『実は舞台が一番好きなんです!』と応えられる姿を何人も拝見したことがあります。生の舞台に立つ醍醐味、充足感は、きっと、そこに立った人にしかわからない魔性めいた魅力があるのだろうなと、ついつい想像してしまいます。

話はとっても飛躍してしまいますが、僕もこの商売をやることになって数々のお客さまと接することになり、お客さまから伺う生のお話しや感想は、本当に励みになります。また、いろいろ工夫、改善、進化、創造し続ける上での、ヒント、手掛かりをたくさん頂きます。

先に『この商売をすることになったせいか...』と記したのは、そんな思いからなんです。

アクター、アクトレスの方々が、『お客さまの笑顔、拍手が私たちのエネルギーの源です!』、『舞台という場があるから、どんな訓練、練習にも耐えられます!』と、そして人によっては、どんな訓練、練習も『耐える』なんて思いより、むしろ『その先の舞台で自身が味わうであろう感動を思うと、やって、やって、やり抜きたい』、『望んで!』と仰るのも納得出来ます。

大変おこがましいですが、アクター、アクトレスの方々へはそんな思いで共感すること、いやいや...『共感したいこと』、『憧憬の念』がたくさんあります。

 

いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に“彩り”をお届けします。

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